米GMの中国販売、第3四半期は前年比12%増 2年ぶりのプラス

Reuters

発行済 2020年10月12日 16:47

[北京 12日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) (N:GM)は12日、第3・四半期の中国販売台数が前年同期比12%増の77万1400台になったと発表した。四半期ベースでのプラスは2年ぶり。

第2・四半期は5%減だった。

GMは上海汽車集団(SAIC) (SS:600104)との間で上海に合弁会社を保有。「ビュイック」、「シボレー」、「キャデラック」を生産する。また、SAIC、広西汽車集団との合弁会社「上汽通用五菱汽車(SGMW)」も展開。実用本位のミニバンを生産しているほか、ハイエンドな自動車の生産も開始している。

第3・四半期はビュイックが26%増、シボレーが20%減、高級ブランドのキャデラックが28%増だった。

実用本位ブランド「五菱」の販売は26%増加したが、大衆市場向け「宝駿」ブランドは19%減少した。