東レ、東宝、富士通ゼなど

Fisco

発行済 2020年10月19日 17:03

更新済 2020年10月19日 17:22

東レ、東宝、富士通ゼなど

(T:3402) 東レ 493.4 +18.0大幅反発。

2度の墜落事故で運航停止に追い込まれている米ボーイングの小型機「737MAX」の運航再開が認められる見通しになったと伝えられている。

欧州航空安全機関の事務局長では「分析の結果、十分に安全基準を満たしている」とコメントし、年内に運航再開が可能になる見通しとされている。

航空機関連の一角と位置付けられる同社への支援材料となっており、今後の航空機向け炭素繊維の需要回復に期待が向かう展開へ。

(T:1860) 戸田建 646 -26大幅続落。

先週末に業績予想の下方修正を発表している。

上半期連結営業利益は従来予想の102億円から59億円、前年同期比62.0%減に引き下げている。

受注済工事の引渡し時期見直しや追加工事の発注予定延期などが発生し、完成工事総利益が減少するもよう。

下振れ懸念はあったとみられるものの、下方修正幅は想定以上とネガティブに捉えられている。

(T:6755) 富士通ゼ 2904 -51大幅続落。

先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業益は従来計画の45億円から77億円に、通期では160億円から190億円に増額した。

北米や欧州を中心に空調機の需要が想定以上に堅調に推移したもよう。

上半期は第1四半期決算時に続く上方修正。

また、通期の市場予想は180億円程度であった。

ただ、第1四半期が5割超の増益であったこと、株価が高値圏にあることから、目先の出尽くし感が先行した。

(T:6999) KOA 1232 +77大幅続伸。

先週末に上半期業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の3.50億円から4.95億円に増額。

欧米や国内における自動車用途向けの販売が想定以上に好調だったもよう。

7-9月期は前年同期比で減益の形だが、一転しての黒字見通しにインパクトが先行へ。

自動車生産の回復が続くなかで、通期業績コンセンサスも切り上がる状況となっているようだ。

なお、決算発表は明日を予定している。

(T:3198) SFP 1429 +134急騰。

いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも1300円から1700円に引き上げている。

今期以降の業績見通し引き上げを背景としており、22年2月期営業損益は従来計画の5億円の赤字から7億円の黒字に増額している。

10月以降の売上回復に加えて、メニュー見直しや食材ロス削減などコスト低減効果による原価率改善、販管費抑制を見込んでいるもよう。

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(T:9602) 東宝 4675 +200大幅反発。

アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が16日に公開となり、初日の興行収入が10億円を突破したことが分かったなどと一部で伝わっている。

同タイトルは全国403もの映画館で封切られている。

興行収入目標は100億円とされているようだが、想定以上の立ち上がりと捉えられている。

配給元となる同社の業績に大きな貢献が期待される展開となっているようだ。

(T:7608) SKジャパン 430 +80ストップ高。

「鬼滅の刃」の初日の興行収入が10億円を突破などと伝わっていることで、「鬼滅の刃」関連銘柄として物色人気が向かっているようだ。

もともと、上半期業績は大幅減益となっているが、「鬼滅の刃」商品の販売は非常に好調であったともされていた。

足元で、ジーンズメイト (T:7448)が同関連銘柄として人気化していることも、物色人気の追い風になっている。

(T:7752) リコー 667 +7反発。

野村證券では、目標株価を1253円から1100円に引き下げているものの、投資判断は「ニュートラル」から「バイ」に格上げ。

これまで注力してきたデジタルサービス関連の事業機会が増加していると評価。

今後は、オフィスプリンティングの落ち込みをオフィスサービスの拡大が上回ることで、利益成長が続くと予想しているようだ。

現在の株価にはビジネスモデル変革による成長性の高まりが反映されていないと指摘。

(T:3023) ラサ商事 904 +43大幅反発。

先週末に上半期業績予想の上方修正を発表。

営業益は従来予想の4.4億円から6.9億円に引き上げた。

プラント・設備工事関連事業における大型案件の完工前倒しなどによる売上高の上振れ、経費削減効果などが背景のもよう。

依然として減益見通しではあるものの、9月18日に業績見通しを示したばかりであり、かつ、その後の株価が大きく調整していたことから、サプライズにつながる形となった。

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