米ベライゾン、第3四半期は予想上回る 在宅勤務で通信需要拡大

Reuters

発行済 2020年10月21日 22:36

[21日 ロイター] - 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ (N:VZ)が21日発表した第3・四半期決算は、利益が予想を上回った。新型コロナウイルスの影響で企業や学校などのオンライン化が広がる中、電話やインターネットサービスへの需要が引き続き高まった。

月額払い(ポストペイド)契約者数は28万3000人増と、調査会社ファクトセットのアナリスト予想平均である26万8000人増を上回った。

総営業収入は4.1%減の315億4000万ドル。顧客活動の低下や特定機種の発売時期の遅れが影響した。アップル (O:AAPL)の今年の新型iPhoneは、例年よりも約1カ月遅い発売となった。

ヤフーやハフポスト、テッククランチを含むメディア部門の収入はは7.4%減の17億ドル。企業が経費抑制に向け広告費を削減した。