米ナスダック、第3四半期は利益が予想上回る インデックス事業好調

Reuters

発行済 2020年10月22日 08:05

[21日 ロイター] - 金融市場運営会社の米ナスダック (O:NDAQ)が21日に発表した第3・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。インデックス事業の好調や株式売買の増加が利益を押し上げた。

第3・四半期の調整後1株当たり利益は1.53ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1.46ドルを上回った。

純利益は2億6400万ドル(1株当たり1.58ドル)で、前年同期の1億5000万ドル(同0.90ドル)から増加した。

ジェフェリーズのアナリストは、インデックス事業の伸びが収益に大きく貢献したと指摘した。

新型コロナの感染拡大でハイテク株への需要が高まり、構成銘柄にハイテク企業が多いナスダック100指数 (NDX)は大幅上昇している。ただ、ナスダックは同指数以外の指数やライセンス事業も展開している。