米Wファーゴ、資産運用部門の売却検討=関係筋

Reuters

発行済 2020年10月23日 09:59

[22日 ロイター] - 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ) (N:WFC)は資産運用部門の売却を検討している。複数の関係筋が22日、ロイターに明らかにした。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのチャールズ・シャーフ元最高経営責任者(CEO)が昨年同行のCEOに就任して以来、最大の再編となる可能性がある。

資産運用部門の売却は、同行の立て直しに向けてシャーフ氏がコスト削減よりもさらに踏み込んだ抜本的な改革を目指していることを示している。シャーフ氏は長期的に年間100億ドルのコスト削減を目指す考えを示している。

6月末時点で資産運用部門の運用規模は約5780億ドル。関係筋によると、同部門売却でウェルズ・ファーゴは30億ドル以上確保できる可能性がある。