午前の日経平均は続落、下げ幅は縮小 好業績銘柄が相場下支え

Reuters

発行済 2020年10月29日 12:05

[東京 29日 ロイター] - 29日午前の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比156円53銭安の2万3261円98銭となり、続落した。新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて前日の米国株式相場が大幅安となり、日本株市場も朝方から全面安となった。だが、幅広い業種で売りが先行する中、決算発表を手掛かりに好業績銘柄では買いが入り、相場を下支えした。

TOPIXは0.48%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0012億円と薄商い。東証33業種中、電気機器、医薬品、銀行業の3業種が値上がり。一方、30業種は値下がりし、証券業、石油・石炭製品、鉄鋼、サービス業などが下がり率上位に入った。