三菱重、スペースジェット開発費3年で計200億円に圧縮 納期未定

Reuters

発行済 2020年10月30日 13:54

更新済 2020年10月30日 15:36

[東京 30日 ロイター] - 三菱重工業は30日、国産初のジェット旅客機「スペースジェット」事業の凍結を正式発表した。開発費は2021年度からの3年間で累計200億円に圧縮する。過去3年間は累計3700億円だった。度重なる設計変更で開発が大幅に遅れていたところ、新型コロナウイルスの感染拡大で顧客である航空会社の業績が悪化。受注も当面見込めなくなったことから、凍結を決めた。