ソフトバンクG、現金800億ドル確保 投資や自社株買いに=孫氏

Reuters

発行済 2020年11月18日 03:57

[17日 ロイター] - ソフトバンクグループ (T:9984)の孫正義会長兼社長は17日、投資機会と自社株買いなどに向けて約800億ドルの現金を確保していると明かし、テクノロジー企業への投資を続ける考えを示した。

米紙ニューヨーク・タイムズ主催のオンラインイベントで、ソフトバンクが一部企業の保有株を売却して現金を保有していることについて、新型コロナウイルス感染が世界的に続いていることへの懸念もあると説明。

同社は今年、米TモバイルUS (O:TMUS)株210億ドル余りを売却したほか、英アーム株400億ドルを米エヌビディア (O:NVDA)に売却することも発表した。

孫氏は、人工知能(AI)企業への投資機会があれば、「積極的」に行うと述べた。