ファイザーのワクチン、緊急時使用リストへの追加検討=WHO

Reuters

発行済 2020年12月02日 23:55

更新済 2020年12月03日 02:00

[ジュネーブ/チューリヒ 2日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は2日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンに関するデータを受け取り、緊急時使用リストに追加する可能性について検討していると発表した。

ロイターに対する声明で、WHOは新型コロナワクチンの評価に関する情報へのアクセスを巡り英国医薬品庁(MHRA)と協議しており、これによりWHOの緊急時使用リスト入りが早まる可能性があるとした。

英政府は2日、ファイザーとビオンテックの新型コロナワクチンの緊急使用を承認した。ファイザーの新型コロナワクチンの承認は世界初で、米国や欧州連合(EU)に先駆けて来週から接種が始まる見通し。