Reuters
発行済 2021年02月02日 14:15
[北京 2日 ロイター] - 各国が新型コロナウイルスワクチンの接種を開始するなか、中国の注射器メーカーに注文が殺到している。複数のメーカーは生産設備の拡大を急いでいるが、6月下旬までは一部の注文に応じられない可能性があると懸念を示す向きもある。
業界関係筋によると、中国はインドと並ぶ世界最大の注射器生産国。複数のメーカーがロイターに対し、工場をフル稼働させたうえで値上げや生産設備の拡張を図っていると述べた。
中国の医療機器メーカー、万邦徳医薬傘下の浙江康康医療器械は12月から、月1000─2000万本の注射器輸出契約を受注し始めている。新型コロナウイルス感染拡大前は月約500万本だった。同社は生産能力を5月までに4倍に拡張する方針だが、それまでは大口注文の一部に対応できないとした。
一方、医療機器メーカーの米ベクトン・ディッキンソンのサプライヤーである山東省の注射器メーカーは、新規の受注に慎重になっていると話した。今月の受注分が納入されるのは5─6月になってしまうためという。以前は国内からの注文が90%以上を占めていたが、現在は海外からの注文も増加してきている。このメーカーでは、1000人を超える従業員が3交代制で24時間操業を行っているという。
注射器の価格も3倍超に上昇。感染拡大前は1個あたり0.1元(0.0155ドル)だったが、現在は0.3元になっている。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。