バンナムHD、今期営業益予想を720億円に上方修正 家庭用など好調

Reuters

発行済 2021年02月08日 15:25

更新済 2021年02月08日 17:27

[東京 8日 ロイター] - バンダイナムコホールディングスは8日、2021年3月期の連結営業利益予想を500億円から前年比8.6%減の720億円に44%上方修正したと発表した。家庭用ゲームなどの巣ごもり需要や国内外のトイホビー事業でハイターゲット層(大人層)向け商品などが好調に推移している。

IBESがまとめたアナリスト13人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益の平均値は812億円。

20年4─12月期の営業利益は前年同期比1.1%増の729億円だった。通期予想が4―12月期の実績を下回るが、1―3月期には来期以降に向けた新しいキャラクター立ち上げのための広告・宣伝費を見込んでいるためだという。