日経平均、30年半ぶりに2万9000円回復 時価総額も過去最高に

Reuters

発行済 2021年02月08日 15:56

[東京 8日 ロイター] -

日経平均

終値      29388.50 +609.31

寄り付き    28831.58

安値/高値   28817.60─29400.56

TOPIX

終値       1923.95 +33.00

寄り付き     1898.37

安値/高値    1898.32─1924.42

東証出来高(万株) 158595

東証売買代金(億円) 33924.9

東京株式市場で日経平均は大幅続伸。1990年8月以来、30年6カ月ぶりに2万9000円を回復した。TOPIXも2018年1月23日の1911.31ポイントを約3年ぶりに更新。東証1部時価総額も同日に記録した過去最高の707億円を上回るなど記録づくめの1日となった。東証1部の売買代金は3兆3924億9000万円と月曜にも関わらず大商いとなっている。

前週末の米国株式市場が、企業決算や追加経済対策、新型コロナウイルスワクチン普及への期待によって大幅高となったことを受け、日本株も終始買い優勢。高値の目安を上回った後も、目標達成感が生じることもなく、上値追いに弾みを加えた。

市場では、米国の追加経済対策に対する期待が高まる中で「新規感染者数の減少によって高値警戒感が薄らいだ」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声が聞かれた。