米ウーバー、EUのギグワーカー保護巡り単発契約の重要性主張

Reuters

発行済 2021年02月15日 17:25

[ブリュッセル 15日 ロイター] - 米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは15日、欧州連合(EU)の規制当局に対し、「ギグワーカー」を保護する新たなルールを検討する際に、雇用創出における単発契約の重要性を認識するよう訴えた。

EUは単発で短期の仕事に従事するギグワーカーの権利を守るための法案を年内に作成する計画で、EU当局者は24日に労働者と雇用者から意見を聞く。

ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)はブログへの投稿で、単発の契約の価値を認識する必要があると指摘した。労働者がいつどこで働きたいかを柔軟に決められるようにすべきとし、ルールの変更は一企業だけでなく、業界全体に適用すべきと主張した。