投資資金は持続可能な事業に向かう=ブラックロックCEO

Reuters

発行済 2021年02月19日 15:13

[ボストン 10日 ロイター] - 米資産運用会社ブラックロック のラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は18日、投資家が気候変動といった問題に一段と焦点を当てるようになり、持続可能な事業目標を持たない企業への投資は細っていくとの見通しを示した。

国際金融協会主催のオンライン会議で発言した。

同CEOは、単純に温暖化ガス排出量の多い事業を売却するという方針は支持しない、と言明。「上場企業が排出量の多い事業を非公開企業に売却しても、事態は変わらない。それはグリーンウォッシング(環境配慮をしているように装うこと)でしかない」とした。