ドイツ、英アストラゼネカのワクチン接種進捗は15% 国民敬遠

Reuters

発行済 2021年02月25日 15:11

[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツ保健省は24日、英アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスワクチンの同国入手済み分のうち、まだ15%相当しか接種が進んでいないと発表した。有効性が他社の同ワクチンより低いとの臨床試験結果を受けて、国民が敬遠しているという。

保健省報道官は同日の定例記者会見で、アストラゼネカのワクチンの優先接種対象を広げる方針を表明。メルケル首相の報道官も、同社ワクチンは安全で有効だとして、信頼するよう国民に訴えた。