クレディ・スイス、資産運用を再編 グリーンシル問題は業績に影響も

Reuters

発行済 2021年03月18日 19:52

[チューリヒ 18日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスは18日、資産運用部門を全面的に見直していると発表した。また経営破綻した英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルとの取引について、業績が打撃を受ける可能性があると明らかにした。

4月1日付で資産運用部門をインターナショナルウエルス部門から分離し、ウルリッヒ・ケルナー氏がトップに就任する。

クレディ・スイスは年次報告書で、スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)が同行の資本バッファー「第2の柱」との関連でグリーンシルについて調べていると説明した。