日経平均は反落、模様眺めでも改めて上値の重さ意識

Reuters

発行済 2021年04月14日 15:32

[東京 14日 ロイター] -

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29620.99 -130.62 29718.06 29567.18

─29722.40

TOPIX 1952.18 -6.37 1953.92 1946.17

─1955.52

東証出来高(万株) 103628 東証売買代金(億円) 22534.66

東京株式市場で日経平均は反落。引き続き模様眺めムードが強い中で、上値の重さが改めて意識される動きとなった。新型コロナウイルス関連でネガティブな材料が重なったことが懸念されている。

13日の米国株式市場はS&P総合500種が終値で最高値を更新し、ナスダック総合は反発した。ハイテク株の買いが膨らみ、株価押し上げに寄与した。

新型コロナウイルスワクチンを巡っては、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の接種が一時中止となった。国内では、感染者数の拡大が続いており、コロナ関連のネガティブな材料が重なったことが日経平均の上値を抑える要因となっている。

一方、下値についても、決算発表シーズンを前に好決算が相次ぐとの期待があることから売り込みにくい状況となっており、決め手となる材料が見当たらない中で日経平均は安値もみあいに終始した。