Reuters
発行済 2021年04月27日 15:12
更新済 2021年04月27日 17:00
(見出しの一部表現を修正しました)
[東京 27日 ロイター] - ファナックは27日、今期連結営業利益予想を前年比31.9%増の1484億円と発表した。FAなど各分野とも「幅広い業種向けに堅調」(山口賢治社長)な需要を集めているものの、急回復は先行投資が含まれていることも一因だとして、見通しにはやや慎重な姿勢も示した。
IBESがまとめたアナリスト24人の予想平均値は1718億円だった。
決算の詳細は以下の通り。
*通期の連結売上高予想は6571億円、前期比19.2%増。
*昨年度第4・四半期部門別売上は、ロボマシンが38%増、ロボットが20%増。
*地域別売上は中国が20%増、インドや韓国など中国以外のアジアも53%増。
山口社長の主な発言は以下の通り。
*「電気自動車(EV)、自動車、IT向けなどで引き合いが堅調」
*「(需要が)急に増えている印象。この状況がQ1、Q2と続くかは見通せない」
*「FAは先々を見た(先行的な)受注が入るので(実需と)選別し注視したい」
*「(中国需要)これだけ急に増えてくると、先行(投資を)している可能性ある」
*「インドはコロナ禍の影響解消すれば、回復基調に戻る」
*内容を追加しました。
が書いた: Reuters
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