Reuters
発行済 2021年05月10日 16:40
[パリ 10日 ロイター] - 仏銀行大手ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)は10日、グローバル市場分野のリスクエクスポージャーを縮小し、資金調達と助言により注力する方針を発表した。
新型コロナ危機により長年主力だった株式部門が大きな痛手を被ったことを受け、投資銀行部門の収益拡大と収入の安定化を図る。
収益も見込めるがリスクも高い市場部門と、資金調達および合併・買収アドバイザリー部門をリバランスすることで、法人・投資銀行部門の安定的かつ収益性の高い成長を目指す。
2023年以降、グローバル・バンキングおよび投資家向けソリューション事業の標準的な株主資本利益率(ROE)を、10%以上に引き上げることを目標とする。現在は7%。
さらに、グローバル・バンキングおよび投資家向けソリューション事業のコストベースを、2020年の約58億ユーロから55億─57億ユーロ(69億3000万ドル)に削減する方針。これまでに発表したコスト削減を押し進める。
が書いた: Reuters
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