一般社員の給与低い米大手100社、半数超でCEO報酬増加=調査

Reuters

発行済 2021年05月11日 15:05

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米S&P総合500種指数の採用企業で、社員給与の中央値が最も低い100社のうち51社が、2020年に最高経営責任者(CEO)の報酬を引き上げたことが、11日公表した米政策研究所の調査で分かった。

調査によると、51社では2020年、社員給与の中央値が19年比で2%減少し平均2万8187ドルとなる一方、CEOの報酬の中央値は29%増加し1530万ドルに達した。51社には、コカ・コーラやカーニバル、ヤム・ブランズが含まれている。