シャオミ、米ブラックリストから除外へ 訴訟終了で米政府と合意

Reuters

発行済 2021年05月12日 17:14

更新済 2021年05月12日 19:54

[12日 ロイター] - 米国防総省は、中国のスマートフォンメーカー、小米(シャオミ) を米政府のブラックリストから除外する。裁判所の文書によると、双方は現在ある訴訟をこれ以上争うことなく終了させることで合意する。これにより、米企業がシャオミに投資する道が開かれる。

シャオミの広報担当者は最新の動向を注視していると述べるにとどめた。国防総省関係者のコメントは得られていない。

トランプ前政権下だった今年初め、国防総省はシャオミを中国軍関連企業に指定し、米国から同社への投資を制限するブラックリストに加えた。

シャオミはこれを不服としてすぐに米連邦地裁に提訴。地裁は3月、ブラックリストへの追加は手続きに「深刻な不備」があったとして、仮差し止め命令を出した。