セブン&アイの米コンビニ買収「違法の恐れ」、規制当局者ら懸念

Reuters

発行済 2021年05月15日 06:46

更新済 2021年05月15日 18:54

[ワシントン 14日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスが完了を発表した米コンビニ運営会社の買収について、米連邦取引委員会(FTC)の委員らは14日、買収は違法で競争上の懸念をもたらす恐れがあると表明した。

セブン&アイの米子会社セブン-イレブンによると、米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の買収は14日に手続きが完了した。スピードウェイは全米36州に約3800店を持ち、買収額は210億ドル(約2兆3000億円)。