スペイン、アストラとファイザーワクチンの混合接種を承認=新聞

Reuters

発行済 2021年05月19日 04:38

更新済 2021年05月19日 07:55

[マドリード 18日 ロイター] - スペイン保健当局は、1回目に英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた60歳未満の人に対し、2回目には米ファイザー製ワクチンの接種を受けることを承認した。18日付スペイン紙「エル・パイス」が関係筋の話として報じた。

スペイン政府は、血栓症への懸念から60歳未満の人に対するアストラゼネカ製ワクチン接種を停止している。それ以前にアストラゼネカ製ワクチンを接種した人は150万人いる。

国内で実施された研究の暫定結果によると、1回目に英アストラゼネカ製、2回目に米ファイザー製のワクチンを接種しても、安全かつ有効であることが示された。

研究は、1回目のアストラ製ワクチン接種を終えている年齢18─59歳の被験者約670人に対し行われ、うち450人にファイザー製ワクチンを接種した。