寄り付きの日経平均は反落後に切り返す、前日高値上回り基調変化を示唆

Reuters

発行済 2021年06月03日 09:29

[東京 3日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比55円75銭安の2万8890円39銭となり、反落してスタート。シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形で軟化したものの、売り一巡後はすかさず切り返し、戻り歩調となっている。3日連続で上値を切り下げのパターンにピリオドを打った格好。テクニカル面では、早くも前日高値を上回って基調変化を示唆する動きとなるなど、地合いの好転を印象付けた。

トヨタ自動車が連日の上場来高値更新。一方、ファーストリテイリングが大幅安で始まり、9時05分現在で、日経平均を約75円押し下げる要因になっている。