フィリピン、公共交通など現場型労働者にワクチン接種へ 計画第2弾

Reuters

発行済 2021年06月08日 12:41

[マニラ 7日 ロイター] - フィリピン政府当局者は、新型コロナウイルスワクチン接種計画の第2弾として、今週から公共交通機関の労働者など非在宅型の職種約3500万人への接種を始めると発表した。感染を抑制すると共に経済の再開を促す。

大統領報道官のハリー・ロケ氏は記者会見で、接種の予約登録は9日から可能になるとした。非公式の労働者も対象にする。

第1弾の接種は医療従事者や高齢者、基礎疾患のある人に対して、3月に開始。人口1億1000万人のうち、1回目まで接種を済ませた人は440万人、2回目も終えた人は150万人強にとどまっている。