Reuters
発行済 2021年06月17日 00:55
[デトロイト 16日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は16日、電気自動車(EV)と自動運転車に対する投資を引き上げると発表した。同時に、第2・四半期決算は世界的な半導体不足にもかかわらず、従来見通しを超えるとの見方を示した。
GMは、2025年までにEVに対し350億ドルの投資を行うとし、昨年11月に発表した270億ドルから引き上げた。20年3月に発表した当初計画からは75%の増額となる。
GMはこれまで、25年までに世界的に30車種の新たなEVを投入するとしていたが、今回の投資増額を受け、投入車種の数は増えると表明。新たな電気トラックを投入するとしたほか、EVモデルのスポーツ多目的車(SUV)向けの国内の製造ラインを拡充する。
このほか、25年ごろまでにオハイオ州とテネシー州にある工場を統合し、2つのバッテリー工場を追加的に建設する。
ポール・ジェイコブソン最高財務責任者(CFO)は「EVの適用は増加しており、変曲点に近づきつつある。今後の需要に対応できるよう、用意を整えておきたい」と述べた。
GMのこうした動きを受け、EV投資を巡る世界的な競争が激化する可能性がある。コンサルタント会社のアリックスパートナーズは、EVに対する全般的な投資は30年までに3300億ドルに達し、同社の昨年時点の予想を41%上回るとの見通しを示した。
GMは第2・四半期決算は予想を上回ると表明。上半期の営業利益は85億─95億ドルになるとした。従来の利益見通しは55億ドルだった。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。