中国製ワクチン2種、デルタ株で有効性低下=専門家

Reuters

発行済 2021年06月25日 15:01

[北京 25日 ロイター] - 中国の疾病対策専門家は、同国で開発された新型コロナウイルスワクチンのうち2種について、体内でできる抗体の有効性がデルタ株(インドで最初に見つかった変異株)に対しては他の変異株と比べて低いと指摘した。それでも予防効果はあるという。

中国疾病対策予防センターで副主任を務めたFeng Zijian氏が、24日夜に放送された中国国営中央テレビ(CCTV)のインタビューで述べた。

具体的にどのワクチンかは明らかにせず、人間の細胞内で複製できないようにしたウイルスを用いる不活化ワクチンに分類されるとした。