韓国SKイノベーション、バッテリー事業の分離・上場を検討

Reuters

発行済 2021年07月01日 15:02

[ソウル 1日 ロイター] - 韓国SKイノベーションのキム・ジュン最高経営責任者(CEO)は1日、バッテリー事業のスピンオフ(分離・独立)と上場を検討していると述べた。

同社はバッテリー生産能力計画を上方修正。年間のバッテリー生産能力を2025年に200ギガワット時にするとし、従来目標の125ギガワット時から6割引き上げた。現在の年産能力は約40ギガワット時。

キムCEOはバッテリー事業の新規株式公開(IPO)の可能性について問われ、「機会があれば、ナスダックのみに上場するか、重複上場するかどうかを選択肢として検討する」と言明。「バッテリー事業の分離方法は決定していない。成長するバッテリー事業をさらに成長させるにはかなり多くのリソースが必要であるため、リソースを確保する方法の1つとしてスピンオフを検討している」と付け加えた。