中国、滴滴に厳しい罰則検討 米IPO強行受け=BBG

Reuters

発行済 2021年07月23日 09:46

[22日 ロイター] - 中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディ)が6月に米ニューヨークで新規株式公開(IPO)を実施したことを受け、中国当局が厳しい罰則を検討していると、ブルームバーグ(BBG)が22日に報じた。

BBGが関係筋の話として伝えたところによると、当局者らは、中国サイバースペース管理局(CAC)が難色を示したにもかかわらず滴滴がIPOに踏み切ったことを、当局に対する挑戦と受け止めている。

当局は罰金や一部事業の停止、国有資本の投入などさまざまな措置の可能性を検討しているという。