フィリピン首都圏に最強レベルの封鎖措置、デルタ型抑制目指す

Reuters

発行済 2021年08月02日 09:55

[マニラ 30日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領は30日、新型コロナウイルスのデルタ型変異株の拡大抑制と医療システム保護のため、首都圏のロックダウン(都市封鎖)を承認した。

マニラ首都圏は、16都市と1300万人超の人口を抱える。

ロケ大統領報道官はテレビ演説で、8月6─20日に、首都圏で最強レベルの封鎖を行なうと発表。「痛みを伴う決断だが、全員のためだ」と語った。

封鎖による経済損失は、40億ドルとみられている。