米マイクロン、自社株買い戦略変更 配当支払い開始へ

Reuters

発行済 2021年08月03日 08:17

[2日 ロイター] - 米半導体大手のマイクロン・テクノロジーは2日、株主還元策の自社株買いの方法を調整し、株価が安い時に多めに、高い時には少なめに購入すると発表した。また、配当金の支払いも開始する。

マイクロンは、ほぼ全てのコンピューターシステムに使用されるDRAMとNAND型メモリーチップを製造しており、これらの価格は世界の需給状況によって大きく変動する。そのため、ほとんどのメモリーメーカーでは利益や株価が変動しやすい。

マイクロンはこれまで定期的な自社株買いを実施し、2018年以降に約40億ドルを株主に還元してきた。

ジンスナー最高財務責任者(CFO)は、電話会見で「われわれは、機会を狙う方向に自社株買い戦略を変更している」と説明した。