Reuters
発行済 2021年08月03日 11:11
[2日 ロイター] - 米ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは2日、市場予想を下回る第2・四半期の売上高見通しを示し、ゲームの発売時期も延期した。これを受けて時間外取引で株価は3%近く下落した。
通年の売上高見通しは維持した。どのゲームの発売が遅れるかは明らかにしていないが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は発売スケジュールの変更に影響していないと説明した。
同社は今年に入り、2023年度と24年度に40以上のゲームを発売する計画を発表した。
ただ、株価は年初から約17%下げている。2020年には、コロナ禍でのゲーム需要が追い風となり、株価は70%上昇していた。
第2・四半期の調整後売上高は、8億1500万─8億6500万ドルになると予想。リフィニティブIBESがまとめたアナリスト予想は8億9070万ドル。
通年の調整後売上高は32億─33億ドルに据え置いた。アナリスト予想は34億7000万ドル。
同社は声明で、実体験型の2つのゲームの発売を2022年度に延期するなど発売スケジュールを変更したため、業績見通しを修正したと説明した。
この日発表した第1・四半期決算は、調整後売上高が7億1140万ドルとなり、市場予想の6億8760万ドルを上回った。
が書いた: Reuters
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