Reuters
発行済 2021年08月04日 19:42
[マドリード 4日 ロイター] - レアル・マドリードやバルセロナなどを擁するサッカーのスペイン1部リーグ「ラ・リーガ」は4日、大半の事業を手掛ける新会社にプライベートエクイティのCVCキャピタル・パートナーズが10%、27億ユーロ(32億ドル)出資することで合意したと発表した。
CVCの資本参加は、ラ・リーガを約242億ユーロと評価することになり、新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を一部相殺して「構造的改善」につながるとしている。
合意によると、ラ・リーガは、スポンサー契約など商業面を手掛ける新会社を設立、これにCVCが10%出資する。競技面、音声画像事業の運営は含まれないという。
「今回の合意で、エンターテインメント界で起こっている転換を先導し、クラブのあらゆる成長機会の最大化を目指す」と述べた。合意は理事会やクラブの承認が必要。
ラ・リーガ関係者によると、出資をテコに6-7年で英プレミアリーグに追い付き、追い越したい考えという。
一方、CVCは、スポーツ界に一段と関与することになる。かつて自動車レースの最高峰のフォーミュラ1(F1)の筆頭株主だったほか、3月にはラグビーの欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」に3億6500万ドル投資することで合意した。
が書いた: Reuters
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