米NYタイムズのデジタル購読、第2四半期は3年ぶりの弱い伸び

Reuters

発行済 2021年08月05日 00:13

[4日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズが4日に発表した第2・四半期のデジタル購読者数は14万2000人増と、2018年第2・四半期以来、3年ぶりの弱い伸びとなった。2020年に米大統領選や政情不安、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が見出しを独占した後、ニュースが少なくなっている。

ニューヨーク・タイムズは近年、ニュースからポッドキャスト、クロスワードまで、豊富なコンテンツを提供することで、デジタル事業を拡大してきた。

メレディス・コピット・レビアン最高経営責任者(CEO)は声明で「われわれは引き続き、21年の購読の年間純増数が、19年と同等になると予想しているが、正確に予測することは依然として困難だ」と述べた。