独ネット通販のザランド、都市封鎖緩和でマーケティング費増加

Reuters

発行済 2021年08月05日 18:08

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツの衣料ネット通販大手ザランドは5日発表した第2・四半期決算で、マーケティング費用が増加したことを明らかにした。

新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が緩和され、実店舗の営業が再開される中、顧客をつなぎとめることが狙い。

前年同期は新型コロナの感染第一波でネット通販の需要が急増。広告費を減らしていた。

これを受け、同社株は4.5%下落している。

ザランドは、昨年の最初のロックダウンで獲得した顧客が、ロックダウン解除後も、同社での買い物を続けていると表明。6月末時点のアクティブユーザーが4450万人だったことを明らかにした。