Reuters
発行済 2021年08月17日 11:00
更新済 2021年08月17日 16:37
[16日 ロイター] - 中国のシノバック・バイオテック(科興控股生物化学)が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、1回目の接種後に顔面神経まひの一種である「ベルまひ」を発症するリスクが高まるという研究結果が、英医学誌ランセットに掲載された。
ただ、「この不活性化ワクチンは有益な効果や保護作用の方が、一般的に自己限定的な有害事象のリスクよりもはるかに大きい」という。
同研究は、香港で45万1000人超を対象に実施し、接種後42日以内の有害事象のリスクを評価。それによると、シノバックのワクチン接種後に臨床的に確認されたベルまひの発症例が28例となり、ファイザー/ビオンテックのワクチン接種後の16例を上回った。
研究は、シノバックのワクチン接種後にベルまひを発症するリスクが全般的に高くなることを示していると分析した。
シノバック幹部は書面で「ワクチン接種後のベル麻痺はまれで、ほとんどの症状は軽度で自然治癒した」と回答。また、シノバックが中国の疾病管理当局や世界保健機関(WHO)ウプサラ・モニタリング・センターなどのデータを分析した結果、ベルまひのリスクは検出していないという。
その上で同幹部は、現在のデータによると、同社製ワクチンの利点と予防効果は、考えられるリスクをはるかに上回っている、と述べた。
が書いた: Reuters
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