米テスラ、人型ロボットのプロトタイプを来年発表=マスク氏

Reuters

発行済 2021年08月20日 14:39

更新済 2021年08月20日 17:18

[サンフランシスコ 19日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日に開催したイベント「AI(人工知能)デー」で、人間がやりたくない危険かつ反復的で退屈な仕事を担う人型ロボット「テスラ・ボット」のプロトタイプを来年に発表できる見通しだと明らかにした。

この人型ロボットは高さ約172センチで、工具を使って車にボルトを取り付けたり、店舗から食料品を受け取るなどの仕事ができるようになるという。

マスク氏はロボットについて、労働不足を解消して「経済に大きな影響」を与えるだろうと述べ、「超高額」にしないことが重要だとした。

同社は現在、運転支援機能「オートパイロット」の安全性を巡る当局の調査に直面している。