日経平均は大幅に5日続伸、29000円台回復、首相退陣表明で一時600円超高

Fisco

発行済 2021年09月03日 16:07

日経平均は大幅に5日続伸。
2日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。
失業保険申請の減少や原油先物相場の上昇で景気敏感株を中心に買いが入った。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタート。
寄り付き後も米雇用の改善期待などから堅調に推移していたが、菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送る意向を表明したことが伝わると上げ幅を大きく広げた。
後場の中ごろには2
9149.65円(前日比606.14円高)まで上昇する場面があった。


大引けの日経平均は前日比584.60円高の29128.11円となった。
終値としては6月16日以来の高値で、29000円台を回復したのは6月28日以来となる。
東証1部の売買高は12億4310万株、売買代金は3兆2808億円だった。
業種別では、全33業種がプラスとなり、鉄鋼、電気機器、証券、機械、医薬品が上昇率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の81%、対して値下がり銘柄は16%となった。


個別では、売買代金トップのレーザーテック (T:6920)が8%近い上昇で、上場来高値を大幅に更新。
外資系証券の強気の投資判断が観測された鉄鋼株も上げが目立ち、JFE<
5411>が6%超、日本製鉄 (T:5401)が5%上昇した。
その他売買代金上位もソフトバンクG
(T:9984)、郵船 (T:9101)、トヨタ自 (T:7203)、東エレク (T:8035)など全般堅調。
政府のリカレント教育(社会人の学び直し)推進が刺激材料となったBBT (T:2464)、持分法適用会社がミクシィ (T:2121)と資本業務提携したセレス (T:3696)などはストップ高を付けた。
一方、売買代金上位では任天堂 (T:7974)が逆行安となり、JR西 (T:9021)は4日続落。
大幅増益決算のアインHD (T:9627)は材料出尽くし感から売りがかさんだ。
また、ベイカレント (T:6532)は利益確定売りが広がり、東証1部下落率上位に顔を出した。

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