G20保健相、貧困国のワクチン支援で一致 新たな確約は示さず

Reuters

発行済 2021年09月07日 03:29

[ローマ 6日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)保健相は5日から2日間の日程でローマで会議を開き、貧困国の国民に対する新型コロナウイルスワクチン接種に一段の支援が必要との見解で一致した。

ただ、会議後に採択された11ページから成る共同宣言には、新たな財政支援などの記述は見当たらなかった。G20議長国を務めるイタリアのスペランツァ保健相は、10月に予定されるG20財務相・保健相合同会議で対応される可能性があると述べた。