酒井重 Research Memo(5):2022年3月期は前期比8.7%増収、28.3%営業増益とする期初予想据え置き

Fisco

発行済 2021年09月13日 15:15

更新済 2021年09月13日 15:31

■今後の見通し

● 2022年3月期の業績見通し
酒井重工業 (T:6358)の2022年3月期の連結業績は、売上高で23,500百万円(前期比8.7%増)、営業利益で900百万円(同28.3%増)、経常利益で800百万円(同21.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で520百万円(前期は4百万円の利益)とする期初予想を据え置いている。


依然としてコロナ禍の影響が不透明であるものの、国内は総額15兆円の防災・減災や国土強靭化計画などにより引き続き土木・道路関連の需要が堅調と同社では予想している。
米国においても、8年間で2.25兆ドルの「米国雇用計画」案による巨大インフラ整備計画の議論が進行中であり、回復が期待できる。
アジアは、中国やASEAN諸国の経済対策により需要が回復基調で、低迷していたインドネシアも底入れの見通し。
この結果、販管費は増加が見込まれるものの、増収効果により営業利益は増益を予想している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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