学情 ---3Qは2ケタ増益、多様化・細分化する企業の採用ニーズに対応

Fisco

発行済 2021年09月14日 17:37

学情 (T:2301)は13日、2021年10月期第3四半期(20年11月-21年7月)決算を発表した。
売上高が前年同期比0.2%減の38.24億円、営業利益が同31.1%増の7.14億円、経常利益が同29.8%増の8.84億円、四半期純利益が同34.0%増の6.06億円となった。


主たる事業である就職情報事業の売上高は前年同期比0.6%減の36.31億円となった。
「就職博」に関しては、緊急事態宣言の発出による影響もあるが、学生とのリアルな接点に対するニーズや内定辞退に対応する即応性が人気となり、当第3四半期の「就職博」の売上高は同12.3%増となった。
その結果、第3四半期累計期間の売上高は同21.2%減の10.08億円となり、第2四半期累計期間時点の同37.8%減から大きく改善した。
新卒学生向け就職サイト「あさがくナビ」に関しては、「ダイレクトリクルーティングサイト」として効果を発揮すると共に、“職場体感型”採用動画の「JobTube」をはじめ、導入しやすい価格設定の「JobTubeLite」、紙媒体とのハイブリッド型の「JobTubeパンフレット」が好評となり、売上高は同5.7%増の8.32億円となった。
また、若手人材に対する採用ニーズは急速に回復してきており、20代向け転職サイト「Re就活」に関しては、求職者に地方へのUIターン希望者が増加するなど、多様化、細分化するマッチングニーズに対応するべく大幅なアップグレードを行い、スカウト機能の強化を図った。
その結果、売上高は同2.1%増の7.83億円となった。
「人材紹介事業」に関しては、変化する就労感やマッチングニーズに対応して、エージェント事業(人材紹介事業)も好調で、紹介決定数では同47.8%増となり、売上高は同13.6%増の1.91億円となった。
「公的分野商品」に関しては、過去の様々な雇用対策事業における実績が評価され、新たな事業の受託も好調に推移した結果、受託額は同36.2%増となり、売上高は同92.5%増の4.03億円となった。


2021年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.6%増の65.00億円、営業利益が同32.1%増の15.70億円、経常利益が同21.7%増の16.70億円、当期純利益が同21.8%増の11.30億円とする期初計画を据え置いている。



アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存