米フェデックス6─8月期は7%減益、労働コスト増が重し

Reuters

発行済 2021年09月22日 06:14

更新済 2021年09月22日 07:37

[21日 ロイター] - 米宅配大手フェデックスが21日に発表した第1・四半期(6─8月)決算は前年同期比7%の減益となった。労働コストの上昇が重しになっており、通期の利益見通しも引き下げた。

株価は引け後の時間外取引で3.8%下落し、242.46ドルを付けた。

ラジ・サブラマニアム最高執行責任者(COO)は発表文書で「現在の労働環境は弊社のネットワーク運営を非効率にし、業績に大きな影響を与えている」と述べた。

調整後の純利益は11億9000万ドル(1株当たり4.37ドル)と、前年同期の12億8000万ドル(同4.87ドル)から減少。人件費の増加などでコストが前年同期比4億5000万ドル増加した。

ただ売上高は220億ドルと、193億ドルから増加した。