英、原発新設でウエスチングハウスと協議=タイムズ紙

Reuters

発行済 2021年09月24日 20:11

[ロンドン 24日 ロイター] - 英政府は、ウエールズのアングルシー島に原子力発電所を新設する計画について、米原子力子会社ウエスチングハウスと協議を進めている。タイムズ紙が報じた。

建設が決まれば、600万世帯以上に電力が供給することが可能になる。2030年半ばに稼働を開始する可能性があるという。

英政府は、化石燃料への依存を減らし、不安定な天然ガス価格の影響を回避する上で、原子力発電が重要な役割を担うとの見解を示している。

報道官は「エネルギー安全保障を強化し、全国で数千人の雇用を創出するため、少なくとももう1件の大型原発プロジェクトの承認を議会に求めている」と述べた。