日経平均は続落、香港株高や配当に絡んだ動きが支え、海運大幅続落

Fisco

発行済 2021年09月28日 15:58

日経平均は続落。
27日の米国市場でNYダウは4日続伸し、71ドル高となった。
ただ、長期金利の上昇でナスダック総合指数は続落。
本日の日経平均も97円安からスタートすると、朝方には一時30001.99円(前日比238.07円安)まで下落した。
半導体関連を中心とした値がさ株に加え、配当権利落ち前の海運株が売られた。
しかし、中国人民銀行(中央銀行)が「不動産市場の健全な発展を守る」と表明したことで香港株が大きく上昇したほか、配当取りの動きや配当再投資目的の先物買い観測も支えとなって下げ渋った。


大引けの日経平均は前日比56.10円安の30183.96円となった。
東証1部の売買高は15億0677万株、売買代金は3兆8105億円だった。
業種別では、海運業、精密機器、空運業が下落率上位だった。
一方、鉱業、繊維製品、銀行業が上昇率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の48%、対して値上がり銘柄は47%となった。


個別では、売買代金上位の郵船 (T:9101)、川崎船 (T:9107)、商船三井 (T:9104)が揃って大幅続落。
川崎船は売買代金・下落率とも東証1部で2位にランクインした。
値がさ株ではレーザーテック (T:6920)が3%、キーエンス (T:6861)が2%超の下落。
ファーストリテ (T:9983)やソニーG (T:6758)は小安い。
しまむら (T:8227)やあさひ (T:3333)は決算を受けて売りがかさみ、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となったグリーンズ (T:6547)はストップ安水準で取引を終えた。
一方、ソフトバンクG (T:9984)が2%超上昇し、三菱UFJ (T:8306)や三井住友 (T:8316)といったメガバンク株も堅調。
トヨタ自 (T:7203)は連日で上場来高値を更新し、INPEX (T:1605)は原油高で4%超上昇した。
また、業績上方修正のJNS (T:3627)やジューテック (T:3157)が東証1部上昇率上位に顔を出した。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存