マザーズ指数は大幅続落、ハイテク株安引き継ぐ、IPO4社初値

Fisco

発行済 2021年09月28日 16:15

更新済 2021年09月28日 16:30

 本日のマザーズ市場では、朝方から軟調な展開が続いた。
前日の米国市場で長期金利の上昇とハイテク株の売りが続き、新興株中心のマザーズ市場でもこうした流れを引き継いだ。
また、日経平均は配当取りの動きや配当再投資目的の先物買い観測などを支えに下げ渋ったが、無配企業の多いマザーズ市場ではこうした動きが限られた。

本日はマザーズ市場に4社が新規上場し、物色の矛先は指数組み入れ前のこれらIPO
(新規株式公開)銘柄に向いたようだ。
なお、マザーズ指数は大幅続落、終値では2%超の下落となった。
売買代金は概算で1447.46億円。
騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり287銘柄、変わらず9銘柄となった。

 個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、JMDC (T:4483)などが全般軟調。
決算発表後に強い値動きを見せていたビジョナル (T:4194)は一転8%超下落した。
売買代金上位でもPアンチエイジ (T:4934)やFRONTEO (T:2158)が売りに押され、グローバルW (T:3936)は大幅に3日続落。
また、直近急騰していたハイアス (T:6192)などが下落率上位に顔を出した。
一方、24日上場のレナサイエンス (T:4889)が反発し、一部証券会社の投資判断付与が観測されたサーキュ (T:7379)は大きく上昇。
また、コンヴァノ (T:6574)などが上昇率上位に顔を出した。

 なお、本日マザーズに新規上場した4社のうち、デジタリフト (T:9244)、リベロ (T:9245)、ジィ・シィ企画 (T:4073)は揃って公開価格を3~4割上回る初値を付けた。
ロボペイ (T:4374)は公開価格のおよそ2倍まで初値を伸ばした。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存