テックポイント Research Memo(9):監視カメラ向けCMOSイメージセンサーが2022年以降に量産出荷見込み

Fisco

発行済 2021年09月29日 15:19

更新済 2021年09月29日 15:30

■テックポイント・インク (T:6697)が描く売上高の成長イメージ

研究開発においては、4K解像度対応のカメラ用センサーで、高解像度の防犯カメラなどに使われる製品で自社開発を進めてきた監視カメラ向けCMOSイメージセンサーが2022年以降に量産出荷となる予定だ。
音声対応の半導体は、ドアフォン用に開発が進んでいる。
音声対応の半導体は、インドなど様々な地域の顧客から期待されている商品であり、車載カメラ分野では、電子ミラーやカーナビのほか、ドライブレコーダーに向けた新商品も順次ラインナップしてくるだろう。


特にCMOSイメージセンサーという、これまでゼロであった事業分野において規模の拡大が見込まれることになる。
また、監視カメラのうち、これまではアナログカメラ市場のみを対象にしていたが、CMOSイメージセンサーの投入によって、成長が拡大しているIPカメラ製品にも販売できるようになる。
これにより、すべての監視カメラ、監視カメラメーカーが潜在顧客となるためCMOSイメージセンサーが今後同社の成長性を高めることが見込めると弊社では考えている。


なお、同社の描く戦略には、監視(防犯)カメラシステム及び車載カメラシステムの世界市場の高い成長予測が背景にある。


(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存