オーストラリア、11月から国民の出国解禁 1年半ぶり

Reuters

発行済 2021年10月01日 15:30

[キャンベラ/シドニー 1日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は1日、11月から国籍所有者と永住者の出国を解禁すると発表した。同国では新型コロナウイルス流行を受け、昨年3月から1年半にわたり、緊急のケースを除いて出国を禁止してきた。

首相は会見で「オーストラリアの人々が生活を取り戻すときが来た」と語った。

出国規制緩和により、コロナワクチンの接種完了者は帰国後に自宅での隔離が認められ、期間も7日に短縮される。一方、未接種者はこれまで通り、帰国後はホテルで14日間の隔離が義務付けられる。