リソー教育、ファーストリテ、INPEXなど

Fisco

発行済 2021年10月05日 15:37

(T:2809) キユーピー 2575 -84大幅反落。
2021年3月期第3四半期決算を発表、累計営業益は前年同期比7.3%増の219億円となった一方、6-8月期は同19.7%減の74.2億円と低調。
新型コロナ感染症拡大による内食需要の高まりで市販用は堅調だったが、業務用は需要が減退、鶏卵価格高騰の影響なども響いた。
通期計画の270億円は据え置いたが、足元の国内消費の弱さから、ドレッシングなどの値上げは難しく、原料高への対応が懸念される。


(T:2471) エスプール 1020 +43大幅反発。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は19.3億円で前年同期比23.9%
増益、計画を上回る着地となっているもよう。
主力の人材アウトソーシングが2ケタ増収となったほか、障がい者雇用支援も3割超の増収。
6-8月期も同31.7%の大幅増益基調が続く形に。
9-11月期に前年同期並み水準でも通期計画は上回る状況であり、業績上振れを織り込む動きが優勢となっている。


(T:8795) T&DHD 1563 +24続伸。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も1540円から1980円に引上げた。
米金利上昇見通しと財政刺激策に絡む増発期待など、金利敏感株にとってポジティブな金融環境を想定しているとして、保険業界の業界投資判断を引上げた。
同社については、Fortitude社による新規クローズドブック投資により、来期の期待利益の高まりも想定と。


(T:9503) 関西電力 1099 +16.5続伸。
岸田文雄政権は温暖化ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素に向け、原子力発電を積極的に活用する見通しと報じられている。
再生エネルギーと既存原発の再稼働のバランスを取りながら、排出を減らす路線を取るとみられるようだ。
次期エネルギー基本計画案に関して「書き換えは考えていない」としているが、今後は原発のリプレースを認めるかどうかが課題ともされている。
原発関連として電力株は相対的に底堅い動きへ。


(T:6474) 不二越 4305 -95大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は106億円で前年同期比2.5倍の水準となった。
6-8月期は41.8億円で同2.7倍の水準に。
上半期決算時に上方修正した通期予想は据え置いた。
自動車・建設機械分野に加え、産業機械・市販分野の需要が回復した部品事業がけん引役に。
好決算ではあるが上半期までの状況からサプライズは限定的で、本日は全体の地合い悪化に押される形となった。


(T:4714) リソー教育 465 +32大幅反発で高値更新。
前日に上半期決算を発表、営業利益は13.3億円で前年同期比17.9億円の損益改善となっている。
新校展開の積極化などで生徒数が好調に推移しているもよう。
第1四半期は2億円の赤字で同11.1億円の損益改善であり、6-8月期も順調に収益水準が拡大する状況となっている。
通期業績の上振れも意識される形になってきているもよう。


(T:3186) ネクステージ 1913 -89大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は98億円で前年同期比2.6倍となり、通期計画は従来の110億円から133億円、前期比94.9%増にまで上方修正している。
買取事業・整備事業が牽引して売上高が上振れのほか、在庫コントロールなどによる生産性向上で利益率も想定以上に改善のもよう。
ただ、上半期までの状況から上方修正は想定線、地合いの悪化も重なって目先の出尽くし感が強まる状況に。


(T:1605) INPEX 943 +50大幅続伸。
前日のNY原油相場が急伸、WTI原油先物は一時1バレル78ドル台と前週末比3%上昇し、2014年11月以来の高値となっている。
OPECプラスが協調減産を毎月日量40万バレルずつ縮小する従来方針を11月も維持すると確認、一段の減産縮小も見込まれていただけに、原油相場の上昇を促す形になっている。
原油市況上昇がストレートに業績にプラスとなる同社の買い材料につながる。


(T:2502) アサヒ 5569 +147大幅続伸。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から
「オーバーウェイト」に、目標株価も4800円から6200円に引き上げた。
豪州・欧州事業をけん引役に22年12月期以降の収益予想を上方修正したこと、国内酒類事業の業績は21年12月期が当面の底とみられること、有利子負債の圧縮が進んだことで次の成長投資や株主還元の充実への期待値が高まることなどを格上げの背景としている。


(T:9983) ファーストリテ 72850 -5420大幅続落。
前日に9月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比19.1%減、客単価が同0.1%低下したほか、客数が同19.0%減少した。
月初は気温の低下に伴い秋物商品を中心に好調に推移したが、中旬以降の気温上昇に伴い販売は苦戦したもよう。
また、前年同月は、エアリズムマスクの好調などハードルも高かった。
会社側の既存店前提は未公表だが、22年8月期の低調スタートをネガティブ視する動きが優勢に。

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