サイバリンクス Research Memo(6):自己資本比率は55.4%へ上昇

Fisco

発行済 2021年10月08日 15:16

更新済 2021年10月08日 15:30

■業績動向

3. 財務状況
サイバーリンクス (T:3683)の2021年12月期第2四半期末の総資産は9,450百万円(前期末比602百万円減)となった。
このうち、流動資産は5,846百万円(同564百万円減)となったが、主に現金及び預金の増加1,204百万円、受取手形及び売掛金の減少1,269百万円、たな卸資産の減少217百万円などによる。
固定資産は3,604百万円(同37百万円減)となったが、主に有形固定資産の増加32百万円、ソフトウェアの償却等による無形固定資産の減少93百万円、投資その他の資産の増加23百万円などによる。
また、流動負債は1,943百万円(同738百万円減)、固定負債は2,196百万円(同127百万円減)となったが、主に買掛金の減少280百万円、長期借入金の減少152百万円などによる。
この結果、負債合計は4,139百万円(同866百万円減)となった。


純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などによる利益剰余金の増加302百万円等により5,311百万円(同263百万円増)となった。
この結果、2021年12月期第2四半期末の自己資本比率は55.4%(前期末49.5%)となった。

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4. キャッシュ・フローの状況
2021年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,702百万円の収入であったが、主な収入は売上債権の減少1,269百万円、税金等調整前四半期純利益583百万円、減価償却費310百万円、たな卸資産の減少217百万円などで、主な支出は仕入債務の減少280百万円等であった。
投資活動によるキャッシュ・フローは192百万円の支出であったが、主な収入は敷金及び保証金の回収166百万円等で、主な支出は有形固定資産の取得259百万円、無形固定資産の取得96百万円等であった。
財務活動によるキャッシュ・フローは306百万円の支出であったが、主な支出は長期借入金の返済152百万円、自己株式の取得103百万円、配当金の支払額102百万円等であった。


この結果、期中に現金及び現金同等物は1,204百万円増加し、現金及び現金同等物の四半期末残高は3,067百万円となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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