日経平均は大幅続伸、海外株高で安心感、一時600円超高も後場上値重く

Fisco

発行済 2021年10月08日 15:55

日経平均は大幅続伸。
7日の米国市場でNYダウは3日続伸し、337ドル高となった。
与野党が連邦政府の債務上限を12月まで暫定的に引き上げることで合意し、安心感が広がった。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで353円高からスタートすると、連休明けで取引再開された中国・上海株が堅調だったことから投資家心理が一段と上向き、前場中ごろを過ぎると一時28321.35円(前日比643.14円高)まで上昇した。
ただ、今晩の米国で9月雇用統計の発表が控えているだけに、後場に入るとやや上値の重い展開となった。


大引けの日経平均は前日比370.73円高の28048.94円となった。
東証1部の売買高は13億
5677万株、売買代金は3兆1984億円だった。
業種別では、鉱業、輸送用機器、サービス業が上昇率上位だった。
一方、海運業の下落が大きく、証券や銀行業は小幅に下げた。
東証1部の値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は16%となった。


個別では、ソフトバンクG (T:9984)、レーザーテック (T:6920)、東エレク (T:8035)、キーエンス (T:6861)といった値がさ株の上昇が目立った。
米ハイテク株高が安心感につながったようだ。
ファーストリテ (T:9983)も堅調で、トヨタ自 (T:7203)は3%近い上昇。
竹内製作
(T:6432)は決算が好感され、大真空 (T:6962)は一部証券会社の投資判断引き上げを受けて急伸した。
また、東京機 (T:6335)がストップ高を付けたほか、コニシ (T:4956)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、郵船 (T:9101)、川崎船 (T:9107)、商船三井 (T:9104)といった海運株が4~5%超の下落。
武田薬 (T:4502)は6日続落した。
決算発表銘柄では7&iHD (T:3382)が朝高後にマイナス転換し、ローソン (T:2651)は売りが先行。
また、業績下方修正のオンワードHD (T:8016)は東証1部下落率上位に顔を出した。

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